和高専ロボ、南紀こども体験博2009で大人気




 9月6日(日)、「南紀こども体験博2009」(主催:社団法人白浜・田辺青年会議所、後援:和歌山工業高等専門学校他)が、ビッグ・ユー(田辺市新庄町)をメイン会場として開催された。
 同体験博は、いろいろなものに触れ合う体験を通じて、こども達の創造力や考察力を伸ばすことを目的として開催され、今回で3回目となる。
 今回はカヌー海遊体験などのほんまもん体験・現地体験、気球繋留の感動ステージ、ロボット操縦や備長炭電池づくりなどの体験コーナーが設けられ、多くの家族連れでにぎわった。
 メイン会場で開催されたロボット操縦体験では、昨年度全国高専ロボコンでベスト8になった和歌山高専のロボット「すっぱいダーマン」が登場。
 同高専電気情報工学科 山口利幸教授の解説の後、同校学生の補助のもと、こども達が操縦に挑戦した。
 操縦体験は3回行われ、毎回多くの子どもたちが開始時間前から並んで操縦を体験した。
 始めて操縦したこども達は、ロボットが前後に動いたり回転させることが出来て大変感動していた。
 また保護者は子どもに負けじと操縦を楽しむなど、多くの方に科学技術に興味を持っていただく機会となった。
 本事業は、JST地域ネットワーク支援を受けて実施された。

南紀こども体験博2009
説明を聞く参加者
ロボット操縦の様子