世界の化学生物実験W −Onle One:唯一の存在−

実施日時 2009年10月24日(土)
実施場所 和歌山県立情報交流センタービッグユー(和歌山県田辺市新庄町3353−9)
実施担当 楠部真崇、土井正光、山川文徳

担当者所感:
紀南地方での公開講座開催は今年度で3度目となるが、遠方はかつらぎ町からも参加してくれた。申し込み者は科学に興味のある16名であったが、当日体調不良で1名が欠席となった。今回のテーマであるDNAの抽出実験であるが、自分のDNAを実際に観察することができた瞬間の興味深い様子が印象に残った。抽出実験の前に、予め細胞の核を染色して顕微鏡観察したため、より興味深く感じたのかもしれない。実験時間的には後に押すことなく、順調に進行することができた。途中、DNAを封入するペンダントトップのガラスが破損することがあったが、最終的に参加者全員の DNAをペンダントとして作成することができた。実験中の待ち時間を利用して、DNAの話しや細胞の話しなどを行ったが、少し難しい内容だった様子である。今後、もう少し説明に配慮し、興味を持ってもらえるような話題準備を検討する必要がある。

細胞およびDNAの説明 細胞の顕微鏡観察
DNA抽出実験 抽出できたDNA