平成22年度きのくにものづくり人材育成支援ネットワークフォーラム


(1) 実施機関: 和歌山県、御坊市、新宮市、かつらぎ町、財団法人わかやま産業振興財団、御坊商工会議所、和歌山高専産官学技術交流会、社団法人白浜・田辺青年会議所、特定非営利活動法人和歌山IT教育機構、特定非営利活動法人次世代エネルギー研究所、なごみ会青少年育成部、社団法人発明協会和歌山県支部、和歌山県技術士懇話会、紀の川市青少年健全育成推進協議会、和歌山工業高等専門学校
(2) 日 時: 2011年2月26日 13:00〜16:00
(3) 場 所: 御坊商工会館(御坊市)
(4) 参加者数: 140名
(5) 活動概要:  本フォーラムでは基調講演と各機関が連携してあるいは独自に、科学体験教室、ものづくり教室や講演会等の活動報告を行い、多くの方にこれらの活動や本事業を知っていただくとともに、フォーラムに参加された方が科学技術への理解を深める活動を行うきっかけになるように開催した。
(6) 立会い者による所感: 山口利幸(和歌山工業高等専門学校電気情報工学科・教授)
宇藤 勝(和歌山工業高等専門学校 コーディネーター)
 基調講演では東京理科大学理学部第一物理学科の川村康文教授が「サイエンス・コミュニケーションが開く夢」をテーマに実験を交えながら講演。「調査では小学生ではあまり理科嫌いは生じていないが、中学生になると顕著になる。中学校は専門教師が教えているが、教えている教師が本当に理科が好きなのかと疑問を持っている」と理科嫌いの子どもが増えている現状に警鐘を鳴らし、「大学や企業、NPO、NGO側から小中学校に出向いていって子どもたちの興味を引く出前授業を行うことも大事」と助言した。
 講演後、地域ネットワーク支援参加機関が事業報告として、「きのくにロボットフェスティバル2010」、「発明ロボット塾」、等の取り組みを紹介した。
 本フォーラムに参加された多くの方に本活動や事業を知っていただき、科学技術への理解を深めてもらうよいきっかけとなった。

基調講演を行う川村先生 実験を交えながら説明する川村先生
きのくにロボットフェスティバル2010の事業報告の
様子
きし川こどもフェスティバルの事業報告の様子
 
パネルによる事業報告